【京都着物レンタル】京都の着物レンタルは酷い!!オーナーの愚痴ブログ♪
こんにちは♪京都嵐山着物レンタルのじゅぱんです♪
今回はお客様のレンタル着物に対する不満や間違いの認識の話をブログに書いてみたいと思います。
『じゅぱん』に来られるお客様の中でも当店がレンタル着物が初めてではない方が多くいらっしゃいます。
その中で多くの方が言われている京都のレンタル着物のイメージは・・・
1位 「派手過ぎて恥ずかしい」
2位 「着物が安っぽい」
3位 「着付けが下手」
4位 「着物が汚れている」
5位 「ダサい」
京都は着物の街にも関わらずこんな印象を持っておられる方が少なくありません。
しかし、着つける方(レンタル着物店)にも問題があるのですが、着つけられる方(お客様)も着物の知識が少ないように感じます。
先日、お客様に教えて頂きました。
最近は長襦袢も着ず、着物の下は素肌・・。
簡易の襟を付けているだけ・・・。
胸が乗って太って見えてしまう・・。
とあるサイトを見ると着付け料金は破格に安いのですが、17~18歳の方に留袖を着せてインスタグラムに写真が上がっていました。
本来、留袖は既婚の方が御親戚などの式に参列するときに着るものです。
更に帯枕を生のまま帯に挟み丸見え・・
帯板を使わないので帯の前がボコボコでヨレヨレ・・
胸元は今にもオッパイが落ちてきそうなぐらい乗っていました。
更に着物も洗っていないので汚れやシミがそこかしこに残っています。
よくよく話を聞くと着つけられていた方は日本の方では無かったようです。
この2年ぐらいでレンタル着物店は6年前は約15件。最近ここ2年ほどで250件まで増えています。
しかし、京都人のオーナーは殆どおられません。
京都人よりも日本人のオーナーが少ないのです。
恐らくユーチューブで見た動画で着付けをされているのでは・・と思います。
京都の着物レンタル店で取り扱っているのは殆どが小紋と言う種類の着物です。
着物のランクで言うと最低ランクの着物です。
ちょっとお出掛けするのでよそ行きのワンピース♪
くらいのカジュアルな物です。
街歩きに留袖なんてとんでもない!
と、思います。
着物を着て京都の街を歩くのは京都の雰囲気も良くなりますし、京都に来たー!と思えますが、形式や各着物の種類の意味を解って着ている方は少ないのが現状です。
私達京都の人間としましては大変残念に思います。
着物をハロウィンのコスプレの様に思っておられる日本人が多いです。
折角着物を着ようと思って京都に来られて恥ずかしい着物や恥ずかしい着付けで歩きたくないですよね。
京都人は言わないですがめちゃくちゃ見ています(笑)
堅苦しい事は言いたくありませんが本当に最近の着物レンタルは酷いと思います。
ただ、安くて良いなら京都で着ないでほしいとまで思う着付けや着物が多いのが残念です。
安いところは着物も着つけも値段通りのクオリティーです。
京都人は礼儀や礼節を守る民族です(笑)
行儀や形式に拘る民族なので気になるだけかもしれませんが・・(笑)
『じゅぱん』でも着付けが完ぺきとは言えません。
日々練習やブラッシュアップを行い、より美しく日本人に恥じない着付けや着物を目指しております。
「知らないから」では日本の伝統や美徳が無くなってしまします。
今や着つけている人間でさえ着物を知りません。
着付けの手順を知っているだけなのです。
是非『じゅぱん』に来て下さい!とは言いませんが、もう少しレンタルしたいと思う方にも知識を付けて頂きたいと切に思います。
あれが着物!あれが着付け!とは思ってほしくないと思います。
学校で義務教育で着物について教えたらいいのに!
日本の文化や伝統をもっと若い世代に知って頂きたいと思うオーナーの愚痴ブログでした(笑)
追伸 ちょこちょこ愚痴るかも・・(笑)
おしまい♪